今を大切に。
あと余命3ヶ月って言われたらどうしますか?。
そんな事はもちろん考えたことはないのですが、多分自分だったら
何もできずにただその時を待つだけだと思います。
入院しているうちの祖母が医者に余命3ヶ月と診断されました。
もちろん本人には告知せず家族だけにです。
うちの祖母は93歳の大往生で認知症になることも無く元気
で今も意識ははっきりしています。
見舞いに行く度に家の事とか心配したり家族の事を話しています。
人によっては「大往生で十分生きたでしょ」と言う人もいますが
人生にこれで良いと言う事はないですよね。
もう歳だから仕方がないって言えば仕方がないのですが
やっぱり身近な人がいなくなるのは悲しいですね。
祖母の生まれは大正3年。西暦1914年です。
第一次世界大戦がはじまったりと自分が歴史として習った時代
を祖母は実際に目でみて生きてきているわけです。
激動の昭和をたくましく生き抜きホントにすごいことです。
最近はちょっとした理由で簡単に自ら命を絶ってしまう人が多くて
悲しい事ですが、祖母はもっとつらい時代を生き抜いてきました。
その逆境に負けない強さがあるから今まで元気で
いられたんだと思います。
その強さは簡単にまねする事はできないけど、
すこしでも見習いたいですね。
祖母の最後になるかもしれないお正月は家族みんなで
ゆっくり家で過ごそうと思います。
自分の余命があと少しとなった時に今までの人生を振り返り
なかなかよかったな思いそして残りの余命も楽しみながら
一生懸命生きられたらなと思います。
将来のこと来年のこと先のことを考えることも大切ですが
日々今生きていることを感じて大切にすることも大事なのかな
と思います。
限りある人生の中で一日一日を大切に生きたいものです。