2008年02月22日
これからの技術者とは
会社で資料整理をしていたら去年の11月頃に受講した
セミナー資料がでてきました。ふと久しぶりに読み直して妙に
納得したのでブログのネタに。
タイトルは「人づくりから始まるモノづくり論
~グローバル競争に強い技術者、弱い技術者~」
なぜソニーはi Podを作れなかったか?という話や
日本のものづくりの開発フローの弱点などなかなか面白い話でした。
例えば、日本企業は良い物を開発量産する技術は間違いなく世界一だそうです。
ただAppleが実現した音楽サービスまで考慮したハードソフトを含めた
全体のビジネスモデルというのはすごく苦手。つまり部分的には優秀でも
他との連携が未熟である為、包括的な収益を上げるビジネスモデルを
作ることができないそうです。
なので、これからの時代のエンジニアに求められるのはT型からπ型に
更にはくし型だそうです。Tの横棒が分野で縦棒が深さです。
くし型は分野が広く深さもある。エンジニアのスーパーマンです(笑)。
これからの技術者は一分野だけ深く掘り下げるだけでなく幅広く且つ
いくつか専門をもつことらしいです。
グローバルに対応するには多様性も必要なんですね。
でも、普段会社の中にいると多様性をもつことって難しいですよね。
ルーティンワークの繰返しでいつの間にかそれが心地よくなって変化
することを恐れる。
やはり、これからの時代は昔からの会社依存から抜け出し一人一人が
意識して幅広い視点をもつことが重要なのかもしれないですね。
自分とは関係ない分野でも興味を持つことが大事です。
とは言ってもそれが簡単に出来たら苦労しないですが(笑)。
多様性はありますか?。
by at 23:01
むむむ〜。ないなー多様性。
んなの、子供できたら必死働くしかなかとよ〜(哀)
確かに守らなければならないものがあると大変だよね。でもその必死に働く仕事のなかでまた一歩踏み出すヒントが見つかればいいかな。
やっぱりリアルお父さんのお言葉は
重みが違いますな。